友情には確固たる決心が必要だ。さもないとあまりにも安易なものになるだろう。
人間は意欲すること、そして創造することによってのみ幸福である。
人類史は記号の歴史、つまり宗教の歴史である。
戦争の原因は名誉と退屈の裡にある。
少なくとも強い友情というものは、ある不信と低抗とから始まるのが自然らしい。
乞食は純粋のブルジョアだといってよい。というのは、彼はもっぱら哀願にのみ依存して生きているのだから。
男は建設すべきものも、また破壊すべきものもなくなると、非常に不幸を感じるものである。
暴君にとって最も喜ばしいことは所有ではなく、所有の権利である。
嘘つきがいつでも必ず嘘をつくとしたら、それはすばらしいことである。
自分が、その価値に値しないのに武勇章をつけて得意になっている連中は、虚栄心の強い人間である。
悪を原因によって知る人はけっして人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかほかにはない。
金は必要からのみ金を求める連中を回避する。
実際に奴隷となるには、みずから奴隷だと信ずることでもって十分である。
信仰のないところに精神はない。外部に支えを求める精神は弱い精神である。
成功して満足するのではない。満足していたから成功したのである。
戦争の原因は名誉と退屈の裡にある。
来世の約束などは、理由もわからずに救われた人々に与える口実である。