文芸 小説家

スタンダールの名言

スタンダール(Stendhal、1783年1月23日 - 1842年3月23日)は、グルノーブル出身のフランスの小説家、評論家。本名はマリ=アンリ・ベール(Marie Henri Beyle)という。ペンネームのスタンダールはドイツの小都市シュテンダルに由来すると言われている。 近代小説の開祖の一人とみなされている大作家。理工科志望を放棄して、軍人となった。ナポレオン失脚後はミラノに移住して作品を書いた。しかし政治風刺と恋愛心理を分析する新傾向の小説は、生前は売れなかった。その墓には自ら選んだ銘句「生きた、書いた、恋した」が刻まれている。作品に、主人公ジュリアン・ソレルで有名な『赤と黒』のほか、『パルムの僧院』、評論『恋愛論』がある。
広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ。

恋が生まれるまでは、美貌が看板として必要である。
女に愛されていることが確かであると、男は彼女が他の女より美しいか、美しくないかを検討する。女心がわからないと、顔のことなど考える暇がない。
愛する女に会ったすぐ後では、他のどんな女を見てもめざわりだ。生理的に目が痛くなる。
女というものは、始終どこかに故障のある機械みたいなものだ。
恋愛が与える最大の喜びは、愛する人の手を初めて握ることである。
恋をすると、人は信じていることもしばしば疑う。
羞恥心は、第二のシュミーズである。
いっさいのよい議論は人を立腹させる。
高慢な女は自尊心から嫉妬を移す。
退屈はすべてを奪う、自殺する勇気さえも奪うのである。
恋愛はみずから鋳造した貨幣で支払われる唯一の情熱である。

-文芸, 小説家
-, , , ,