社会 評論家

ジョン・ラスキンの名言

ジョン・ラスキン(John Ruskin, 1819年2月8日 - 1900年1月20日)は、19世紀イギリス・ヴィクトリア時代を代表する評論家・美術評論家である。同時に芸術家のパトロンであり、設計製図や水彩画をこなし、社会思想家であり、篤志家であった。ターナーやラファエル前派と交友を持ち、『近代画家論』を著した。また、中世のゴシック美術を賛美する『建築の七燈』『ヴェニスの石』などを執筆した。
われわれは中傷・偽善・裏切りを憤る。というのは、それらが真実でないからでなく、われわれを傷つけるからである。

仕事に喜びを見出すためには、三つのことが必要である。適性がなければならない。やりすぎてはいけない。そして、達成感がなければならない。
生命以外に富はない。
最も純粋で最も考え深い人は色彩を最も愛する人々である。
進歩が生まれるのは、多様性のなかの選択からであって画一性の保持からではない。
最も高い美は、清く正しく快活な人の心の美である。
明確に見ることは、詩であり予言であり、宗教であり、一つで全てを兼ねる。
真に偉大な人物の第一の試金石は、謙虚さである。
人々が彼らの仕事で幸せになるためには、次の3つの事柄が必要である。彼らがその仕事に適してなければならないこと、仕事をそんなに多くしないこと、そして成功するという感覚を持たねばならないこと。
ものごとを正しく見るには、たった一つのやり方しかない。物ごとの全体を見ることだ。
本当に悪い天気なんてものはない。ただ、さまざまな種類のよい天気があるだけだ。
山岳はすべての風景のはじめであり、終わりである
愛情と技術がともに働くとき、傑作は生み出される。
あらゆる旅はその速さに比例してつまらなくなる。
歓びのない労働は下賎である。悲しみのない労働もそうである。労働のない悲しみは下卑である。労働のない歓びもそうである。
何事であれ深く知るということは、深い無知の感覚を伴うものだ。
人の将来の成功は、忍耐によって得られる。長い間耐えることができない者は、希望するものを失うことになる。
宗教はたくさんあるが、道徳はひとつのみである。
死ぬべき時を知らない者は、生き方を知らない。
その人に適した仕事についていると、ちょうど実り多き果樹から美しい花が咲き出るように、仕事の中から楽しみが咲き出てくる。
この世で最も美しいものは、最も無用のものである。たとえば孔雀と百合をみよ。
私達の中で最も弱い人間でも才能(ギフト)を持っている
人生は非常に短い。しかもその中の静かな時間はあまりに少ない。私たちはつまらない本を読むことによって、その一時間をも浪費すべきではない。
賢者はつねに万物のうちに自己への扶助を見出す。というのは、彼らに授けられた才能は、すべての事物から善いものを引き出すことにあるからである。
教育の目的は、人々に善事を行わしめるだけでなく、そこに悦びを見い出させることである。
知らないという口実は、決して責任を消滅させるものではない。
進歩がるのは多様性の中の選択からであって、画一性を保持するからではない
不幸を耐え忍ぶより、人間にとって実は、幸福をしっかり受け止めることの方がずっと困難なのだ

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