命だって、いつかはおわりがくる。でも、わたしたちが出会って、いっしょにすごした時間が消えてなくなるわけじゃないって
あらしのよるにの名言
『あらしのよるに』は、木村裕一による絵本の題名または同作を端緒とするシリーズ、およびそれらを原作として複数のメディアで展開された作品の名称。絵はあべ弘士。 1995年、第42回産経児童出版文化賞JR賞および第26回講談社出版文化賞絵本賞受賞。当初は第1作のみで完結する予定であったが、その好評を受けてシリーズ化され、第6作「ふぶきのあした」までが制作され、一度は完結した。しかし、その後も人気はとどまることを知らず、特別編「しろいやみのはてで」が制作され、さらに映画化を受けて、第6作の続編にして再びの完結編「まんげつのよるに」が制作され、ようやくシリーズの完結をみた。 シリーズ第1作は2000年に光村図書の小学4年生用の国語の教科書、2005年に大阪書籍の小学5年生用の国語教科書にも掲載された。 2005年、杉井ギサブロー監督の手によりアニメ映画化された。構成は絵本の7エピソードから成り立つ。英題は『One Stormy Night』または『Arashi no Yoruni』。興行収入は18.8億円。2017年7月時点で絵本シリーズの累計発行部数は350万部を記録している。