何かを得るということは、何かを捨てるということ。
組織は、リーダーとメンバーの激しいやりとりを通じて成長していくものである。
間違った指示にもおとなしく従う、「お人形さん」集団では、組織はぜったいに強くならない。
冒険には、失敗がつきものである。しかし、失敗を恐れるあまり、冒険できないとすれば、その組織は衰退の一途をたどることになろう。
組織にとって個人の能力はたいせつである。しかし、それ以上に勝敗を分ける大きな原因となるのは、チームワークなのだ。
リーダーの役割は、メンバー一人ひとりの優れているところを引き出すことに尽きるといっても過言ではない。
たとえ、一時的に能力がないと評価されたとしても、その人の適正を見極め、合った仕事を与えれば、その人は必ず組織の期待に応えてくれるようになる。