スポーツ 騎手

武豊の名言

武 豊 (たけ ゆたか、1969年(昭和44年)3月15日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) 所属の騎手。日本騎手クラブ会長(2010年~)。 デビューの年に新人最多勝記録(当時)を更新し2年目の菊花賞でGIを制覇。3年目で全国リーディングを獲得。その後も活躍を続けJRA全国リーディングジョッキーは18回獲得(歴代最多)し、騎手大賞は9回獲得(歴代最多)。通算GI勝利数は地方、海外含めて100勝以上を記録(歴代最多)。その他にも通算4000勝を超えるJRA歴代最多勝記録、および歴代最多騎乗数記録、東京優駿最多の6勝を挙げるなど数々のJRA記録を更新、保持し「日本競馬界のレジェンド」と称されているほどの日本を代表する騎手である。
特別なレースという部分に関しては、ここで初めて何かを試すようなことがあってはいけないと思います。

どんなに経験を積み重ねて、似た場面を分類できたとしても、正解はその都度違うんですから。ただ、選択肢のなかに、正解が含まれている率は経験によって高まるんだと思います。
大舞台のプレッシャーというのは嬉しいプレッシャーですね。乗っていなければ味わえないプレッシャーなので歓迎です。
小さい頃から、ずっと騎手である父に憧れ、父の背中を追って来たので、今の自分があるのは父のおかげです。
自分の技術だけじゃどうにもならない。走るのは、だって、意志の通じぬ、馬のほう。だからこそ、楽しい。
もっと上に行こう、という欲を失ったら終わり。努力とか根性とかよりも欲ですよ。
負けは負け。その圧倒的に多い負けをムダにしないで教訓にできる人が、他の人よりもちょっと勝てるんじゃないかな。
毎レース、パトロールビデオを何度も見直すのは、次のための勉強なんです。後悔ではなくて、「あそこでああやっておくべきだったかな」とか、「あそこはあっちだったな」とか。それはレース直後でしかわからない感覚ですからね。
武田先生(武田作十郎調教師)から口を酸っぱくして言われた、「いいか、豊。技術だけうまくなっても、いい馬乗りにはなれない。みんなから信頼される騎手、誰からも愛される騎手になりなさい」という言葉は、今でも僕の心のど真ん中にあります
競馬ですから負けることが多いのは仕方ありません。もちろん勝ちたいし、勝てるように頑張っているけど、負けたからといって毎回落ち込んではいられません。競馬にテイク2はないですから。負けても次に切り替えるようにしています。
競馬は結果が全て。結果を競っているのであり、努力を競っているわけではない
実戦を1万回経験したときに、いままでは見えなかったものがきっと見えてくる気がするんです。
勝利の方程式をつかんだ?道を究めた?そんなこと思ったことはない。
あそこでこうすればよかった、と思うことも当然あります。というか、そんなことばっかりかな。
「いい馬ばかり乗っているから勝てるんだ」と言われることもありました。でも、ジョッキーって、いい馬に乗るためにやっているようなもんだから。それが一番の目標ですよ。
河内さん(河内洋元騎手)は、技術的なことをあれこれ言葉で言う人ではなかったので、ずっと後ろにくっついて、真似をしていました。覚えているのは、「うまく乗らなくてもいいから、とにかく一生懸命に乗れ」という言葉です。
出走回数は1万7000回以上。勝率にしたら2割に満たない。負けた数のほうがはるかに多い。昨日の僕より上手に乗れるようになっていたい
ぼくの仕事は、勝って褒められるか、負けてブーブー言われるかのどっちかでしょう。始める前に、結果が出たあとのことをとやかく考えたって仕方がないじゃないですか。ぼくは、考えなくてもいいことは、ホントにぜんぜん考えない。単純なんですよ。
馬とともに走り、馬とともに勝つのは、人生をかけて追い求めるのにふさわしい巨大な謎だから。
モチベーションを保つためにいちばん大切なのは「競馬が好き」ということですかね。実際に飽きたことがないです。「もっと勝ちたい。もっと上手くなりたい」という気持ちは、ある意味ずっと変わっていない。
雑音を消す方法はたった一つだけ。レースで勝つしかない。
乗れば乗るほど競馬は難しいと思うけど、乗れば乗るほど競馬は楽しいし、面白いと思う。これって、何なんでしょうね。
ここで勝てば何連覇だ、とかやっぱり考えます。でも、そうやって自分に期待することは、決してマイナスにはならない。
成功したらどうしようとは考えていますが、失敗することは全然考えてないです。

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