家の美風その箇条は様々なる中にも、最も大切なるは家族団らん、相互にかくすことなき一時なり。
結婚は人生の重大事なれば、配偶の選択は最も慎重ならざるべからず。
天は人の上に人を造らず
人の下に人を造らず
人の下に人を造らず
進まざる者は必ず退き、
退かざる者は必ず進む
退かざる者は必ず進む
活用なき学問は無学に等し
学問は米をつきながらも出来るものなり
学問の本趣意は読書のみにあらずして、精神の働きに在り
学問をするには分限を知る事寛容なり。
福沢 諭吉(ふくざわ ゆきち、旧字体: 福󠄁澤 諭󠄀吉、天保5年12月12日〈1835年1月10日〉- 明治34年〈1901年〉2月3日)は、幕末から明治期の日本の啓蒙思想家、教育家。慶應義塾の創設者。諱は範(はん)。字は子圍(しい)。揮毫の落款印は「明治卅弐年後之福翁」。雅号は、三十一谷人(さんじゅういっこくじん)。 もともと苗字は「ふくさわ」と発音していたが、明治維新以後は「ふくざわ」と発音するようになった。現代では「福沢諭吉」と表記されることが一般的となっている。なお「中村諭吉」と名乗っていた時期がある。