佞しく媚ぶる者は、上に対ひては即ち好みて下の渦を説き、下に遭ひては則ち上の失を誹謗る。
和を以て貴しとす。
一人の人間を救うことに
大きな意味はないかもしれない。
目の前に倒れている人間を、
放っておくような男に日本は救えない!
政治から志を奪ったら一体何が残るのか!
大きな意味はないかもしれない。
目の前に倒れている人間を、
放っておくような男に日本は救えない!
政治から志を奪ったら一体何が残るのか!
一人断らずべからず、必ず衆と共に宜しく論ずべし。
悪をこらしめて善をすすめるのは、古くからの良いしきたりである。そこで人の善行は隠すことなく広め、悪行を見たら必ず正しなさい。
真心は人の道の根本である。何事にも真心がなければいけない。物事の善し悪しや成否は、すべて真心のあるなしにかかっている。真心があるならば、何事も達成できるだろう。群臣に真心がないなら、どんなこともみな失敗するだろう
事柄の大小にかかわらず、適任の人を得られればかならず治まる。時代の動きの緩急に関係なく、賢者が出れば豊かにのびやかな世の中になる。これによって国家は長く命脈をたもち、あやうくならない。
嫉妬の気持ちを持ってはならない。自分がまず相手を嫉妬すれば、相手もまた自分を嫉妬する。嫉妬の憂いは果てしない。
聖人・賢者と言われる優れた人材がなくては国を治めることはできない
和を何よりも大切なものとし、いさかいを起こさぬことを根本としなさい。上の者も下の者も協調・親睦の気持ちをもって論議するなら、自然とものごとの道理にかない、どんなことも成就するものだ
自分より英知が優れている人がいると喜ばず、才能が勝っていると思えば嫉妬する。それでは500年たっても賢者に会うことはできず、1000年の間に1人の聖人の出現を期待することすら困難である。聖人・賢者と言われる優れた人材がなくては国を治めることはできない。
賢明な人物が任にあるときは褒める声がおこる。邪な者がその任につけば、災いや戦乱が充満する
いにしえの聖王は官職に適した人を求めるが、人のために官職を設けたりはしなかった
相手がいきどおっていたら、むしろ自分に間違いがあるのではないかと恐れなさい。自分ではこれだと思っても、みんなの意見に従って行動しなさい
三宝(仏と法典と僧)を敬いなさい。三宝は、人生において最後の最後に頼れるものであり、世界の真理です。世の中、悪い人は多くはありません。なぜなら良い教えに従えば、みな善人になるからです。
重大な事柄を論議するときは、判断を誤ることもあるかもしれない。そのときみんなで検討すれば、道理に適う結論が得られるだろう
部下に仕事を任せる者は、任せる仕事を熟知していなければなりません
自分はかならず聖人で、相手がかならず愚かだというわけではない。皆ともに凡人なのだ。
礼儀を大切にせよ。民を治めるためには、必ず礼儀を大切にしなければならない。上の身分の者が礼儀を乱せば、下の者の秩序は乱れ、下の者が礼儀を乱せば、罪を犯す者が現れる。
心の中の憤りをなくし、憤りを表情にださぬようにし、他の人が自分と異なったことをしても怒ってはならない。
人には得手不得手があります。すべてができる人はいません。そのため、賢者には適切な官職を与えなさい。そうすれば、国がうまく治まるでしょう
民に使役を課すときは、タイミングを大事にしなさい。例えば、秋の収穫期に使役を課してしまうと、皆が飢えることになるでしょう
功績・過失をよく見て、それに見合う賞罰を必ず行いなさい。