行き詰りは展開の一歩である。
登山の目標は、山頂と決まっている。しかし、人生の面白さ、生命の息吹の楽しさは
その山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にある。
その山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にある。
金のブルジョアがあるならば、時間のブルジョアという名もあっていい。
「もう駄目」それをふと、自分の心に出した時が、人生の難関は、いつもそこが最後となる。
吉川 英治(よしかわ えいじ、1892年〈明治25年〉8月11日 - 1962年〈昭和37年〉9月7日)は、日本の小説家。本名:吉川 英次(よしかわ ひでつぐ)。現在の神奈川県横浜市中区出身。位階は従三位。 様々な職についたのち作家活動に入り、『鳴門秘帖』などで人気作家となる。1935年(昭和10年)より連載が始まった『宮本武蔵』は多くの読者を獲得し、大衆小説の代表的な作品となった。戦後は『新・平家物語』、『私本太平記』などの大作を執筆。幅広い読者層に親しまれ「国民文学作家」と呼ばれた。宝塚市千種の地名の名付け親。