この道より
我を生かす道なし
この道を歩く
我を生かす道なし
この道を歩く
まあいゝ/
俺の一生を何かの役にたてて見せる/
ころぶ時があつても
俺の一生を何かの役にたてて見せる/
ころぶ時があつても
本当にころがつた者は起き上がる時は何か得をしてゐる。
笑はれるのを恐れるよりは心にないことを云ふのを恐れなければいけない。
さあ、俺も立ち上がるかな/
まあ、もう少し坐つてゐよう
まあ、もう少し坐つてゐよう
自分の一生を平和にする為には心を静かにすることが必要だ。
恋はあつかましくなければ出来ないものだよ。本当の恋はあつかましいものには出来ない。
馬鹿なものは独身の間は結婚した時のよろこびを空想し、結婚すると独身の時のよろこびを空想する。
青年のくせにぐうたらだったり、怠けることを考えたり、快楽に溺れて平気でいたりする者は、理想を持たない、現実の敗北者である。
自分の仕事は、自分の一生を充実させるためにある。
この世の中には色々の不幸がある。しかしその不幸からよきものを生み出そうとし、また生み出し得るものは賢い人である。