メンタルの安定性とか、技術がひとつ優れているとか、そういった小さいことの積み重ねで勝ってきたと思ってるんです。
壁にぶち当たったり、一進一退を繰り返したときも『絶対に乗り越えられる!』と自分を信じれば、いい方向に行けると思うんです。
両親に不幸を嘆いた記憶はない。そのまま一生、車いす生活になるという意識がなかったのかも。
ミスをしても後悔しない。それが大事なんだ
与えられた命なんだ。どんなときもあきらめずに生きていこう。
常にチャレンジを意識し、決断、行動してきたし、これからもしていく。
チャンピオン、金メダリストとしての存在感を磨きながら、あえて挑戦者でいることが必要かなと思います。守りに入るのが一番危ないので、自分自身に対しても挑戦者であること。その意識を大切にしていきたいと思っています
詰め切れないのは、まだやらなきゃいけないことがあるということ。
車いすテニスって面白いと感じてもらいたい。だから、勝つだけでなく、魅せながら勝つテニスをしていきたい。
一球に全力をかけてプレイすることが勝利への近道
『緊張感に勝つ』ことは自分に勝つことでもあり、達成感が得られる瞬間なんです
車いすになったからと落ち込んだり、自分の将来を悲観することはなかったです。
何万本も打ってきた。
私がプロとしてやり遂げられたら、障がい者スポーツに携わる多くの方々に夢を与えられる。障害を持っている子供たちに『車いすテニスプレーヤーになりたい』と夢を持ってもらえる。
連続ポイントを取られると不安になりますが、『オレは最強だ!』の文字を見ると『自信を持っている自分』になれる。
いつも負けを覚悟していますよ。そうでないと、練習にも身が入らないし、もっと伸ばそうと思えないですから
気持ち的に以前と違うのは、試合で『勝つこと』への執念ですね。 『自分は勝ちへの執念が世界で一番強い』と思っていましたが、もっと強くなりました。
自分の納得できるプレーややりたいプレーではなく、最近は負けないテニスをしていた。
世界を目指す人たちは誰もが負けず嫌いですが、その中でもさらに負けず嫌いじゃないと勝てないんですよ
やはり毎日の練習は自分を支えてくれる糧ですね。あれだけ頑張って練習してきたじゃないか!絶対に勝つ。
世間の目が僕に向いているうちにプロとして活躍することで、僕の後に続く世代に道ができる