文芸 小説家

アンドレ・ジッドの名言

アンドレ・ポール・ギヨーム・ジッド(André Paul Guillaume Gide, 1869年11月22日 - 1951年2月19日)は、フランスの小説家。アンドレ・ジイド(昭和時代はこの表記が多かった)、アンドレ・ジードとも表記される。 文壇誌『新フランス評論(NRF)』創刊者の一人。『日記』は半世紀以上書かれ、フランス日記文学を代表する作品である。 人間の自由とキリスト教的モラルの対立を主題にした小説を多く書いた。幼時に受けた厳格な宗教の教育と性的な欲求の矛盾が、その根底にある。また文芸批評家としても活躍。評論に『ドストエフスキー』、小説に『背徳者』『狭き門』『田園交響楽』などがある。
偽りの自分を愛されるより、ありのままの自分を憎まれる方がましだ。

幸福になる必要なんかありはしないと、自分を説き伏せることに成功したあの日から、幸福がぼくのなかに棲みはじめた。
ある年齢以後になると友人を選ぶよりは、友人に選ばれる場合の方が多い。
家庭よ、閉ざされた家庭よ。私は汝を憎む。
幸福は対抗する意識の中にはない。協調の意識の中にある。
目の見える人間は、見えるという幸福を知らずにいる。
平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、すなわち非凡なのである。

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