大疑は大進すべし。小疑は小進すべし。疑わざれば進まず。
陽気発する処、金石も亦透る
道統の伝に於て、敢えて、妄議ぜずと雖も、然れども初学の士、或ひはこれを取ること有れば、則ち遠くに行き、高きに升るの一助たるに庶からんとしか云ふ
人の患難に於ける、ただ一箇の処置あり。人謀を尽くすの後は、却ってすべからく泰然としてこれに処すべし
却って愁ふ説きて無言の処に到りて 信ぜず 人間に古今あるを
他人と意見が違っているからといって、喜んだり、怒ったりしてはいけない。喜びや怒りの感情で用いるか捨てるかを決めてはいけない。
小人閑居して不善を為す
精神を一つに集中して事を成すのだ。
心情に敬の状態あれば、股体おのずと引き締まり、何も意識して加減せずとも、股体おのずから伸びやかにならん
物事が達成できない時まず自身の志を責めなさい。
始学の工夫は、須らく是れ静坐すべし。静坐すれば則ち本原定まる
「今日やらなくても明日やればいい」などという言葉は使ってはいけない。
聖人は太極の全体なり
議論をするにあたってはそのことの是非のみについて発言すべきである。自らの利害を計ってはいけない。
専ら力を人道の宜しき所に用ひて、鬼神の知るべからざるに惑はざるは、知者の事なり
無極にして太極ありとは、ただ形なく而も理あるをいう。無極なれば形なく、太極なれば理あり
臣子は身を愛して自ら佚するの理なし
人は欲がある時心の強さを失う。心の強い人は欲には屈しない。
カッとなって怒るようなことがあってはいけない。逆に道理が通っているならば、怒らないことがあってはいけない。
少年老い易く、学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず
是において人と物との生、 おのおのその賦するところの理を得るによって、以って健順五常の徳をなす。いわゆる性なり
命は猶お令のごときなり。性は即ち理なり。天は陰陽五行を以って万物を化成す。 気は以って形をなし、理も亦これに賦す。猶命令のごときなり。
心は気の精爽なり